静寂の中でどこか虚しく鳴り響く、その中で出会った破裂を捉えるー
そう語るのは、韓国ソウルを拠点に昨年より本格始動したLeaveourtears。彼が捉える音は、降り注ぐような轟音のシューゲイズ・サウンド。どこか寂しく、轟音の中に潜む無音を捉えるような、そんな繊細さや美しさ、時には鮮やかさを感じる。
今年5月より、長い準備期間を経て韓国のシューゲイズ・シーンに姿を現したLeaveourtearsの、初となるアジアツアーが決定!韓国、日本、台湾を巡るツアー、日本は東京で2公演行うこと予定だ。
日本公演を記念し、まだ姿不透明で謎めいているLeaveourtearsにメールインタビューを決行。音楽遍歴からオススメのスポットまで、幅広く答えてくれた。
1.静かに、そしてヘビィなシューゲイズ・サウンドを鳴らすLeaveourtearsですが、そのような音楽スタイルに辿り着くまでに、どのような音楽遍歴を経たのですか?
全てを答えようとすると多すぎるので…一つ挙げるとしたら”Whirr”というバンドに最も影響を受けたと思います。
ほか、日本のバンドだと” Roly Poly Rag Bear”と、このバンドの前身” Pasteboard”をいつも聴いています。
Whirr – Leave
Roly Poly Rag Bear – Sentimental Bus (Official Music Video)
Pasteboard – Freesoul (Official Music Video)
2.Leaveortearsサウンドの最大の特徴は何と考えていますか。
ボーカルを除く全ての演奏のサウンドが大きいことです。私は、それらのサウンドが織りなす破裂音の中で、繊細さを見つけ出すことに大きな意味を置いています。
3.韓国のロック・サウンドには、シューゲイズのエッセンスが含まれたものが多い印象を受けます。そのように感じる特徴は何だと思いますか。
日本と韓国のサウンドに関する違いは様々あると思いますが、韓国のロック・サウンドは比較的リバーブをかけることが多い気がします。それらの質感を持った曲が多いということが、シューゲイズのエッセンスを感じる理由ではないかなと思います。
4.ギター、ベース、ドラムと、色んな楽器を使いこなしていますが、プレイヤーとしてオススメしたい韓国の公演会場はありますか。
ホンデにあるサンサンマダン、カフェ Veloso、ローリングホール、センギスタジオがおすすめです。
あと、まだ公演を行ったことはありませんが、新都市もオススメです。
5.今回の、Leaveourtears初となるアジアツアーは、韓国の他に日本と台湾を巡りますが、どのような経緯があって実現したものでしょうか。
日本と台湾はよく訪問していた国でした。最初は、他国のライブ文化ってどんな?という考えから始まり、次第に他の国にライブを見に行くのではなく、自分もライブをやりたいなと無謀な考えが浮かび、即実行に移しました、笑。
6.最後に、日本で待っているリスナーの皆さんへ一言お願いします。
日本での初公演!たくさん期待していてください。
6月、公演会場で会いましょう!🎸
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Writers
- 内畑美里